本来 ガンと西欧医学は関係がない(第八回目)

今までの話と それは対照的な話しですが。

三十五年ほど昔の話ですが、私の本業である肥料販売の為 岡山県の落合の近くに久世という所がある。そこでトマトやイチゴなどを栽培されている農家があり、寄せていただいた時の事であります。

冬の寒い日でした。外は寒いので家の中に招き入れられたのです。玄関の戸を開け 踏み段の所に私達は座り 話し始めたのです。うっかり、入口の戸を閉めずにです。そこへ奥さんがお茶を持って出て来られ、入口を見られ 主人に「入口の戸を閉めてください」と言われると、主人は「はい」と入口まで行って閉められたのです。

私は「え!」と思ったのです。なんとすごい人やなぁ。と…

普通日本では奥さんが主人達の話を中断させてはいけないと思い、裏から回ってでも閉められるが、奥さんの言われる通り全く自然に「はい」と言われて閉められたのです。

これは私と全く逆です。私なら何を言うか、家内に「お前が閉めるんが本筋では無いか」と言ってしまうでしょう。本当は。本当は自分達が入って来たので自分達が閉めるのが本当でも、私なら言ってるでしょう。だが違う。この主人は。私は実の所 ビックリしたのです。それで、ご主人に聞いたのです。何気なく、「貴方は腹を立てられた事は無いのですか」と、すると「生まれてから腹を立てた事が無い」と言われたのです。これには「嘘ー!」と言いたくなるほど驚いたのです。

この世に腹を立てない者など居ないと思っている私は、信じられないので、その方のお母さん(お婆ちゃん)に聞きに行ったのです。すると「あの子は腹を立てた事が無い」と言われる。私はしつこくお父さん(お爺ちゃん)にも聞きに行ったのです。やはり無いと言われる。

この世に腹が立たない人間なんて居るのか!恐ろしくビックリしたのです。それから その人に注目して接していると、その人のされる事はあらゆる面でそれが現れているのです。


Re:
神戸の遊び人さん>
コメントに感謝とお礼を申し上げます。貴方は立派な方と想像させて頂きます。
第何回まで続くかまだ解りませんが、最後までご覧いただけましたら有り難く思います。その後に ご質問に対して私の知識の中で精一杯お答えを申し上げたいと思います。