【堕胎(水子)について】

水子(堕された子供)は霊界で親を求めて泣いております。
闇から間に葬られた子供は真つ暗闇の中で今でも泣いております、これは本当なのです。まるで行き場を失った浮浪児のようになつて・・・・。
なんという可哀想なことでしょう。それを思うと胸を掻き毟られるようです。 見える世界だけより知らない人には何もわからないが、良心の世界魂の世界を知る人は皆知っております。

ある時、私はこんな人にお会いしたことがあります。
その人は何の罪の意識もなしに、姑と相談をして、お腹に宿つた子供を堕したのです。
それから十数年が過ぎてから体調が思わしくなく、病院通いをされておられた。

なぜか知らないが、家の玄関で飼つている金魚が無上に可愛くて可愛くて、まるでわが子のように可愛くて仕方がない、どうしてだろうと思う日が続いていたのでした。

ある日、その金魚を見ていると、金魚がその人に通じる言葉で語りだしたのである。ビックリして聞くと、金魚の言うことに、『私は金魚の姿をして今この家にいるが、実は私は金魚ではない。お母さんアナタのお腹に宿つて、お母さんに堕され、殺された子供だ。お母さんと姑さんと相談して私を闇から闇に葬つたでしょ、私はお母さんに殺された、だから今度はお母さ:んを殺しにきたのです』
その方は、それを聞いてビックリされ、申し訳ない気持ちで一杯になり”ああ、|なんとぃうことをしてしまったのか、私の体が悪いのもコレが原因か、私が蒔いたバチの種なのだ”と、気付かれ その金魚の姿の我が子に ごめんね ごめんね と泣いて詫びられたのです。
しばらくすると金魚が、”この家にお客さんが来る、近づいてきたので帰る” と言つて今まで聞こえていた金魚の声が聞こえなくなり、普段の状態になったのです。するとまもなくして訪問客が来たのです。

これは夢ではありません、それからその人は相当な年月が過ぎてからも懺悔をされておられました。この話は、兵庫県の人で真実、実話です。私はこの耳で直接お聞きしました。

現在の人はあまりにも良心の世界から遠く離れすぎ、本当がわからなくなってしまっているのです。まさに心の盲らです。

私たち、人が犯す罪としては、お腹に宿った子供を堕すというコトは罪の中でも最大の罪です、これ以上の罪はこの世には無いのです。
子供が親を殺す、これも一級尊属殺人でどんな理由があろうとも死刑は当然でですが最上の罪は親が子供を殺す罪です。

無法を働く手のつけられない子供を思い余つて殺す。それ以上にお腹の子を堕すということは隠れも出来ない、抵抗する事も出来ない、逃げる事も出来ないその子を、赤子の手をねじるより簡単に殺すのですから。
それも親の身勝手で、それがどんな恐ろしい罪かは考えれば誰にでもすぐにわかります。これは到底許されるものではありません。

しかし、現代人はその罪の大きさを知らない人が多すぎます。日本の刑法は緩過ぎ,まるで放任状態です。けれど目に見えない良心の世界、魂の世界では、現世の死刑以上の罪であります。

その結果、その罪により人は、難病、奇病、事故、怪我、精神異常、不具、精神的行き詰まり、子供の非行や不良、経済的行き詰まりなどありとあらゆる困つた状態が時が来ると出現するのです。例えば、堕胎された子供の霊が現世に生まれ出た兄弟姉妹をねたみ、取り憑きどこまでもその兄弟姉妹を使って親を苦しめ、兄弟姉妹をも困らせ、直接親に危害を加え時には親をも殺さす。その上子孫の生きる道を開ざし、悪い事をさせたり困った事を行い続けます。

近年増々少年犯罪が急増しているのもそれが最大の原因です。政府機関が方策や法律を作り実行しても解決しません。日に見える現世に原因があるのではなく、日に見えない世界すなわち霊界に原因があるからです。政府機関の行っていることは、海に入うてマツタケを探すようなものです見つかるはずがありません。まったく滑稽でつい笑止してしまいます。

初めに書きました堕した子供が金魚になって家に住み着いていた人は、千載一隅の機会をいただき、全智にして全能の神(宇宙絶対神)の化身のお方にお会いされ、世界絶対平和の祈りと教えをいただかれ、実行された結果、その子供の霊は救われ逆にその人の守護霊となられたそうです。すべての原因は見える肉体の世界にあるのではなく、心の世界、因縁困果(原因と結果)の世界、見えない世界、霊界にあります。

一時も早く心の眼の開眼する時だと思います。ココロの眼とは、実相の世界また霊界がすべての良い現象`悪い現象の根源だと感得する心の目をいいます。

《流産について》
宿らたお腹の子供が母親の精神レベルを感じて、こんな母親の子供に生まれるのはイヤダといって逃げるそうである。
それを人間界では『流産』と呼ぶ。母親は人間として大いに反省すべきであります。