危険な世界情勢

今回のアメリカによるウサマ・ビン・ラディン氏の殺害は真剣に人類は考える必要がある。
アルカイダのビン・ラディン氏の肩を持つのではないがこれはイスラム教とユダヤ教の争いであるがやり方があまりにもごう慢である。

第一にパキスタンは他国である。アメリカではない。パキスタンがビン・ラディン氏を匿っていたかもしれない。けれどアメリカは他国の主権を無視し、そんな事はお構い無しです。土足で他国に入っていき、人殺しをしてしまった。いかなる言い訳をしてもそれは自己弁護で勝手ないい訳であり正当化されないでしょう。パキスタン以外の国もアメリカの行動を眉を潜めて警戒して見ているでしょう。

数年前に「世界貿易センタービル」が破壊され、人的被害も含めて大変な目にあった時、「何故、こんなことをされなくてはならないのか」とまず反省が出なければならないと思うが全く見られなかった。逆に「目には目」「歯に歯を」で恨みに恨みを持って、イラクやアフガニスタンを攻撃して果ては首謀者だと言ってビン・ラディン氏を裁判にも掛けず殺してしまうとは何が民主主義でしょうか?ただ気に入らないものは消してしまえという姿ではないでしょうか。

今回、釈迦・キリストその他の予言通り日本に出られた救世主(宇宙絶対神)は66年前に言われた。「恨みは恨みを持って晴れず、恨みは恨まざるを持って晴れるなり」と、これのみが世界を平和にする心のあり方、考え方、行動ではないでしょうか。

アメリカはビン・ラディン氏が抵抗しなければ殺さなかったと新聞・テレビで言っているが、一部の報道では丸腰で手を上げて降参をしていたと報じられている。それが本当ならば明らかに殺しに行ったと言わざるをえない。死体が無い。誰にもわからない方法で海に捨ててしまったと言う。死体を見れば本当の事がバレルので闇から闇に葬り去ったと言われても仕方が無い。これは驕り昂ぶりの傍若無人と言われても仕方が無い。殺された側のアルカイダも報復すると言っている。果てしなく恨みの悪循環が続く。そして、最後の審判に急ぎ旅になるのかと心配する。