本来 ガンと西欧医学は関係が無い(第十二回)

その一つに、不平不満を心に持ち すぐ不平を言う性格の人。腹を立てる性格の人・夫婦喧嘩をする人。自分に良い事には感謝をするが、気に入らないと感謝をしない性格の人。すると腹水は溜まり始める。腹水の原因がここらに有るのは間違いない。心の平和を保てず乱す。ここに最大の原因がありそうです。そうなると、その人の性格・性質が問題になる。平素からどんな事があろうとも、心に平和を築いておく努力と鍛錬をしておかなければならない。

ではなぜ腹が立ち不平不満の心が興るのか。その分析をすると、一番に 自分は人よりも相手よりも偉いと思う心、二番目に 神経質でイライラする心、三番目に すぐ「カ!」となる性格。自分に気に入らない事でもプラス思考で心の転換が出来ない人。

中国の古いことわざに「人間万事塞翁が馬」というのが有る。これは人生において 気に入らない事・悪い事があっても それは良い事につながるものだ、という意味です。

ではそのようなあまり嬉しく無い心を良い方向にするには、どの様にすれば良いのか。

一番に 自分ほど悪い奴は無い、自分ほどつまらない者は無い、自分は世界で一番バカだと思えるように、平素から心に思い、心の鍛錬・訓練を怠らない事であります。

ガンになって急にその様な性格になるのは大変であります。とりあえずは体温(36.5度以上!)を上げてガンの進行を止める必要があります。まずこれを実行して、それから精神面に取り掛かる。命が掛かっているのですから出来ないと言っている場合ではないのです。それと、諦めない事です。問題は「心・作ってきた罪・精神面」にある様に思います。