この頃の若者、特に男性の若者は弱いように思う。
スーパーなので買い物に行くと、よく見かける光景ですが女房が夫の前を肩で風を切って歩き、夫は子供を抱いて後ろからカートを押して歩く。
そのような姿に出会うと男の後ろから「蹴りを入れたくなる」
人間も強くなければ本当は生きて行けない。何が強くなければいけないのか、どんな逆風、逆境に立っても突き進んで行く精神力が必要なのでございます。好きな事であれば前進しやすいが逆に嫌いな事は避けようとする。
その嫌いな事こそが精神力を強くする根元であり砥石なのであります。
動物の世界を見てもよく解ります。強い動物の子孫のみが生き残り繁栄して行く事に自然界はなっております。特に雄は強くなければその者の子孫は存在しません。人間の場合、男は度胸、女は愛嬌と昔から言われておるように、男は強い事が値打ちです。精神力も勿論、肉体的にもあらゆる面で強くなる必要があり求められておりますが一番は心の状態です。
精神的に幾ら強くても肉体的に幾ら強くてもその人が持つ心が自分中心で わがままであれば それは強いとは言えない。実の所 弱いのです。
正しき神様は言われます(清く、正しく、強く、明るく、優しく、朗らかな、人間になれ)と。
まずは清らかな心、正しい心、その次に出てくるのが強い心であります。それが人間としての姿で動物との違いです。
最後に明るく、優しく、朗らかに、であります。幾ら明るく、優しく、朗らか、でも汚い心、悪い心であればそれは恐ろしい人間か それとも「あほ馬鹿」かどちらかでしょう。
優しく、朗らかにして近づいて来る人には気を付けなければならない 良い人か悪い人か見分ける方法としてその人の目をよく見る事です。
目は心の窓 と言います。目の中をよく見ていると、その人間の本性が解ります。
悪い心の持ち主は目の中をじっと凝視すると、目の玉が泳ぐのです、キョロキョロする、落ち着かない、そういう人には特に気を付けなければならな。嘘をつき、騙しに来ているのです。人生は己との戦いです、己のわがままとの戦いです。己に勝った者は生き残れる。これが動物との決定的な違いです。