本来 ガンと西欧医学は関係が無い(第十三回)

私達は過ぎた人生を振り返り、どの様な生活をしてきたかを反省しなければならないそうです。食べ物一つ取り上げても、全て元々生命のあったもの。その命を頂いているわけです。一粒の米も粗末にしたら罰の種となるそうです。

食べ物だけではありません。特に大事にしなければならないのは「水の使い方」であります。
朝起きて洗顔する時に水道を出しっぱなしで洗顔をすると大変な罰の種を蒔きます。洗面器で水を受けてそこで洗顔する。その水を洗濯機で使う。又、お風呂の水は洗濯機で使う。何処までも水は生かして使わなくてはなりません。

食べる物が無くて一ヶ月食べなくても人間は死なないが、水は一週間も飲まないと命がありません。米を研ぐ時にその研いだ水をただ流す、それも罰の種になります。ましてや、米粒を共に流すと恐ろしい罰の種になります。これは糖尿病に直結するものであります。

正しい神様は「一物つたりとも天父の物」と仰せになります。私達の体も命も天父からの預かりものであります。
その他、着る物、住む家、全てに贅沢は無かったかを反省する事は、誠に大切な事です。

ある戦場カメラマンをされていた方が言われていた事であります。
それはフィリピンのトンド地区と呼ばれるゴミ捨て場で暮らしている少女との出会いが切っ掛けでした。「あなたの夢は何ですか?」一人の少女にそう訊ねると、彼女は笑顔でこう答えました。「私の夢は大人まで生きる事です」と…。

この一言ほど胸に堪えた事はありませんでした。貧しさの問題というものは、一人の人間が何かをしたところで容易に変えられるものではありません。しかし知ってしまった以上は、何かをしなければ…。

今 世界には、約63億人の人が居ますが、その内80%の人は「発展途上国」と呼ばれる国に暮らしています。貧しさが理由で亡くなっていく人は毎日4万人、2秒に一人と言われています。深刻なのは、その内90%が小さくて弱い子供達だと言う事です。片や、食べ物が十分に有り、大量の残飯を出す私達日本人。同じアジアに暮らしながらこれ程の差が有るとは…。

私達日本人がどれほど贅沢に暮らしているのか、もっと真剣に考えるべきだと思います。
この度の東北の震災も私達に教える警告であります。その証拠に絶対安全だと云われていた原発は事故を起こし(人災)、次々と台風が襲い、先が見えない状態であります。

政府は「原発は終息に向かっている」と発表してますがそれは全くの(東電と結託した)嘘です。政府関係者は無能者ばかりであります。

現在の日本人は正に平和ボケ。大都会などに家出して来た娘達。知らない人に体を売り、その親も正に廃退の末期であります。国も政府も廃退の末期であります。

お金を出して買ったから自分の物であると思うのは大変な間違いであります。今の日本人はお金さえあれば幸せと思いがちですが、買う物が無ければ幾らお金が有っても何もなら無い事を知る必要があります。

ガンというものは、全人類に対する、警告 即ち、真人間に立ち返る為のチャンスのように思われます。全てに感謝、ありがたいと思う「心」が必要では無いでしょうか。


「本来 ガンと西欧医学は関係が無い」は以上です!
ご拝読、誠にありがとうございました。完